仕事及び学生時代の振返りと現況報告 – 浅見勝

浅見 勝
(あさみ まさる)
1976年工学部建築学科卒
株式会社エスアイテック 取締役

私は、大学を卒業後ゼネコンに就職して、30年余りの現場監督とその後の内勤にての管理職として、建築工事の施工管理を行いました。

51歳の時に当時は支店の建築部長になっていたのですが、建設業界は不況となっており、会社も私的整理を行い銀行管理となってしまい、大変悩んだ末に当時工事を発注いただいていた不動産会社に請われ再就職しました。その会社では、分譲マンションの建設現場の品質監理及び施工基準作成等を行いました。59歳の時に母校の研究室の先輩の縁により大学の事業法人であるエスアイテックに入社しました。

大学時代を思い出せば、やはり研究室(枝広研究室)での1年間の事です。研究は、コンクリート骨材の爆裂現象でした。骨材の種類毎の試験体を作り、表面にガスバーナーを当て高温状態になった時の爆裂状況を調べるものでした。真夏でも実験を行い、高熱の実験室より、炎天下の中庭に涼みに出るような辛い実験でした。しかしながら、研究室仲間と研究室内、時には田町通り界隈、時には新宿まで行き、良く飲み歩き楽しい思い出が出来ました。又、卒業した後にも研究室のOB会による忘年会・数年に1度の1泊旅行での宴会にて、多くの先輩・後輩に出会う事が出来ました。

ゼネコン時代でも、土木部・建築部で20名程の卒業生で会を作り、年に1回の忘年会を兼ねた総会を温泉に1泊して行っていました。エスアイテックに入ってからは、校友会及び建築会活動に参加して、多くの校友と出会う事が出来ています。

私生活では、小学生になった孫二人を含めた娘の家族が良く泊まりに来るので、娘夫婦と飲んで語らい、孫と遊ぶ事を大変ながらも楽しみにしています。

最後に、皆様には、今後とも芝浦建築会を含めた校友会活動への参加及び支援をよろしくお願いいたします。