店舗内装の魅力と今後の発展-山中(旧姓 濱田)萌

山中(旧姓濱田)萌
(やまなか もえ)
2013年 建築工学科卒業
    (赤堀研究室)
2013年~ 株式会社パルコスペ      ースシステムズ
https://www.parco-space.co.jp/

私は、内装業を営む父を見て育ち、ものづくりに興味もあり、自然と建築の道に進みました。大学では赤堀研究室に所属し、意匠設計を中心に学ばせて頂きました。


就職活動では、幼い頃から親しみのあった内装業界を志望し、現在も所属している会社に入社を致しました。入社11年目となります。
所属している会社には、芝浦工大出身の方も多く在籍しており、会社では芝生会という会を作り、定期的に懇親会(飲み会)を行っております。


私は入社以来、全国展開をしているテナント様を中心に、営業・設計・場合によっては施工監理も行なっております。
内装業界はスピード感があり、テナントの施工は主に2週間から3ヶ月程が多く、1年間で数多くの多種多様な物件に携わる事ができる事が仕事をしている上での魅力の一つだと感じています。
また、店舗の設計に携わっていると、レイアウトやデザインが売上に直結することが多く、数字となって結果がみえることが、私にとっては成果として喜びを感じる瞬間でもあります。


近年では、テナント設計から派生し、とある県の競争入札を経て、アンテナショップの設計・営業の担当を致しました。アンテナショップでは、その土地の素材や工芸品を使い、県の魅力を発信することに取り組みました。
テナント設計は、店舗の商品を引き立てることや、飲食店では居心地の良さやコンセプトを忠実に表現することを求められます。また、「人を呼び込むデザイン」を求められる場面も多くあります。
近年では、病院・保育園・スポーツジム・学生(社員)食堂など異業種からも、人を呼び込む為、商業で培ったデザイン力を求められることが多くなってきております。
今後も常に新しい情報をキャッチし、これまでの商業で培った経験を、様々な分野へ波及させられるようにしたいと考えております。